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理学療法士・作業療法士のノルマとは?1日18単位はきついのか

労働環境・働き方・残業

仕事をしていると、ノルマを課せられることがあります
営業での契約数や売上など、ノルマは職種によって様々な形で課せられます。

ノルマがきついと仕事が大変なイメージがありますよね。

それでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハビリ職はどうでしょうか?

本記事ではリハビリ職のノルマについて解説していきます。

理学療法士・作業療法士にもノルマはある?

理学療法士・作業療法士にもノルマはある?

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士にも仕事のノルマはあります。

医療・福祉業界も結局はビジネスです。
売り上げが無ければ社員の給料を払うことができませんし、経営を続けていくことも困難になります。

そのため、ほとんどの職場で、理学療法士や作業療法士にもノルマが課せられています。

理学療法士・作業療法士のノルマの種類

理学療法士・作業療法士のノルマの種類

それでは、理学療法士・作業療法士にはどのようなノルマが課せられるのでしょうか?

これに関しては、職場や経験年数などによって多少異なります。

しかし、リハビリにおける売上は国の定める診療報酬に依存しており、1人のセラピストがリハビリを出来る時間も限られています。そのため、職場によってノルマが大きく違うことは少ないと考えられます。

それではどのようなノルマが課せられるか解説していきます。

個人の単位数

まずは個人の単位数です。

身体障害領域であればリハビリは20分1単位です。
月平均18単位以上を目指しましょうといった、単位数を目標とすることが多いです。

特に新人や経験年数が浅いうちは、この単位数がノルマになることが多いです。

目指す単位数は職場によって異なります。
18単位の職場もあれば19単位の職場もあります。

目標単位数が少なければ少ないほど、達成は簡単になりますね。

基本的には18単位以上の目標を設定している職場が多いです。

チームや部門の単位数

経験年数を重ね、リーダーや管理職になると、自分個人だけの単位数だけでなく、チームや部門全体の単位数が目標になることがあります。

チーム全員の平均単位数18単位以上を目指しましょう、といった感じです。

自分の単位だけでなく、部下たちの単位数も管理する必要があるため、リーダーや管理職としてのスキルが求められます。

在宅復帰率やアウトカム

施設基準を保つために、在宅復帰率や患者のFIMの上昇を意識しなければなりません。

そのため、職場によっては在宅復帰率やFIM利得何点以上を目指しましょう、と目標を立てることもあります。

これは回復期病棟で多いですね。

理学療法士・作業療法士のノルマはきつい?

理学療法士・作業療法士のノルマはきつい?

それでは、理学療法士・作業療法士に課せられるノルマはきついのでしょうか?

正直、私がこれまで働いてきた感覚では、そこまでキツくありません。

先ほども解説しましたが、理学療法士・作業療法士に与えられるノルマは単位に関係するものが多いです。
職場環境にもよりますが、18〜19単位のノルマであれば、すごいきついといった感じではないでしょう。

しかし、残業が必要になることはあります。

また、達成が困難なノルマを課せられたり、ノルマを達成できないと暴力や暴言に合う、残業を取らせてくれないのは違法に当たるようです。

自身の職場にこのような特徴がある場合は気をつけた方が良いかと思います。
ブラックな職場について以下の記事で紹介しているため気になる方は参考にしてください。

理学療法士・作業療法士のノルマを達成するために必要なこと

理学療法士・作業療法士のノルマの多くは単位数です。

これを達成するために重要なのはスケジュールや時間管理能力、他部門の動きの予測です。
しかし、そのためにはある程度の慣れも必要ですね。

また、FIMの点数向上や在宅復帰率に関しては、セラピストのスキルや他部門との協力が必要になります。
患者を良くするための勉強をしたり、サービスや福祉用具についての知識、柔軟なアイディアが必要になることもありますね。

理学療法士・作業療法士のスキルや知識を深めるための書籍を以下の記事で紹介しているため、興味のある方は読んでみてください。

ノルマ達成にこだわりすぎないように!

ノルマ達成にこだわりすぎないように!

会社の業績やお金のためにもノルマ達成は大切かもしれません。

しかし、ノルマの達成にこだわりすぎて、クライアントの意思を無視しないようにしましょう。

また、単位の不正請求などは絶対にしてはいけません。

自分や会社のことだけでなく、患者や利用者のことも考えながら、ノルマ達成を目指しましょう。

まとめ

今回は理学療法士・作業療法士のノルマについて解説してきました。

理学療法士・作業療法士にも仕事上のノルマはあります。

ノルマの多くは単位数に関するものです。

ノルマ達成ももちろん大切ですが、患者や利用者のこともしっかりと考えて、ノルマ達成を目指しましょう。

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