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理学療法士・作業療法士の大変なところ7選!ならない方が良い?

労働環境・働き方・残業

理学療法士・作業療法士について『大変な仕事』という噂を聞いたことはないでしょうか。

たしかに理学療法士・作業療法士は大変な仕事です。
これから理学療法士・作業療法士になりたいと考えている方、もしくはもう既に理学療法士・作業療法士になる為の勉強を始めている方は、この仕事の大変さが気になりますよね。

そこで、今回は理学療法士・作業療法士をしていて、大変だと感じる点について解説していきます。

正直、理学療法士、作業療法士の仕事に大変な点はたくさんあります。
もちろん、良い点もあるのですが、甘い業界だと考えない方が良いでしょう。
記事の後半では、大変さを軽減させる為の方法も紹介しているため是非参考にしてください。

理学療法士・作業療法士をしていて大変だと感じること7選

理学療法士・作業療法士をしていて大変だと感じること7選

理学療法士・作業療法士をしていて大変だと感じることはたくさんあります。
福祉関係の仕事は、人の役に立つ非常に大切な仕事ですが、辞めてしまう人が多いのが現状。

理学療法士・作業療法士の大変なところは以下になります。

  • 給料が少ない
  • 休みが少ない
  • 患者や利用者とのトラブル
  • 責任感
  • 退院調整
  • 生涯勉強が必要
  • 時間管理

それぞれについて、実体験も交えて解説していきます。

給料が少ない

これは有名な話ですが理学療法士・作業療法士の給料は少ないです。

独身や若いうちは、リハビリ職の給料でも良いかもしれません。
しかし、結婚や子供など、年齢を重ねるにつれて出費が増えるイベントは多くなります。

そのため、理学療法士・作業療法士として働くのであれば節約や資産管理能力は必須です。

実際に、子供のいるセラピストはバイトで給料を補っているケースも少なくありません。
過度な贅沢などはできないと考えておいた方が無難でしょう。

理学療法士・作業療法士の給料について、もう少し詳しく解説している記事もあるため、気になる方は参考にしてください。

休みが少ない

職場にもよりますが理学療法士・作業療法士の職場は休みが多くありません。

病院や施設の休みは110日前後の場合が多いです。
中にはもっと休みが少ない職場もあります。

土日祝日休みの年間125日休みを取れる職場は少ないです。

自分ももっと休みが多ければなあと思うことは多いですね。

特に、1年目の働き始めは肉体的にも精神的にもかなり疲れます。
休みが全然取れないと嘆きながら出勤してましたね。

リハビリ職の休みについて、詳しく解説している記事もあるため、気になる方はそちらも読んでみてください。

患者や利用者とのトラブル

理学療法士・作業療法士は毎日、患者や施設利用者の方とリハビリをします。
そのため、患者やその家族からクレームがくることやトラブルに合うこともあります。

自分のミスでそうなるなら仕方ないですが、時には理不尽なクレームもあります。

そういった時の精神的ストレスは大きいです。

責任感

理学療法士・作業療法士は責任感の感じる仕事です。

患者や利用者の生活、命と関わっています。
そのため、細心のリスク管理であったり、自宅に帰れるように機能を良くしなければいけないといったプレッシャーが強いです。

クライアントの人生に関わる重要な仕事のため、強い責任感を感じ大変に思うことがあります。
実際に、責任感から辛くなり、仕事を休んだり辞めてしまうひともいるほどです。

退院調整

患者や利用者の退院調整はやりがいを感じる反面、非常に大変な業務です。

患者や家族だけでなく、ケアマネージャーなど多くの方と情報共有する必要があります。
また、家での生活が困難な方であっても自宅退院をすることもあります。
そういった時の環境調整にはかなり悩まされます。

先ほど解説した責任感も相まって退院調整は非常に大変な業務のひとつです。

生涯勉強

理学療法士・作業療法士の仕事に勉強は必須。

情報は常にアップデートされており、生涯勉強が必要になります。
職場から、勉強会や研修会への参加を盛んに促されることもあるのです。

そのため、勉強が嫌いな方、興味がないのにこの業界を選んでしまった人は特に大変です。

時間管理

職場にもよりますが、理学療法士・作業療法士のスケジュールはタイトです。

特に急性期病棟はリハビリをする患者の人数も多ければ、細心のリスク管理も必要、患者の入れ替わりも激しく、忙しいことが多いです。
この忙しさの中で、書類作成なども行う必要があります。

時間内に業務を終わらせるための時間管理は慣れるまで大変ですね。
慣れても、「こんなの業務時間内に終わらせるの絶対に無理!」といった日もあります。

理学療法士・作業療法士の大変さを軽減するためには

理学療法士・作業療法士の大変さを軽減するためには

それでは、理学療法士・作業療法士の大変さを少しでも軽減させる方法を紹介します。
理学療法士・作業療法士の大変さを軽減させる方法は以下です。

  • 仕事に慣れる
  • スキルを身につける
  • 忙しすぎない職場に勤める

それでは解説してきます。

仕事に慣れる

まず、仕事や職場に慣れれば大変さは軽減します。

正直仕事に慣れていない1年目の時はかなり大変です。
経験年数と重ねても、転職した後は、新しい環境に馴染めず大変に感じることでしょう。
しかし、これは経験と時間が解決します。

働いたばかりで大変さを感じているのであれば、まずは慣れるまで我慢するのも手段。
働き始めが大変なのはどの職業にも言えることです。

スキルを身に着ける

スキルを身に着けることで、楽に働けたり、やりがいを感じたりすることが出来ます。

時間管理能力を身に着ければ残業を減らせますし、コミュニケーション能力を身に着ければクライアントとのトラブルも回避できます。
また、リハビリのスキルを磨けば、クライアントとの身体を良くすることができ、仕事に楽しさを感じることができます。

この業界で生きていくことを決めたのであれば、スキルを磨いて、少しでも仕事を楽しむ工夫をすることが大切。

このようにスキルを身に着けることで様々なメリットがあります。

忙しすぎない職場に勤める

最後に職場選びです。
忙しい職場は労働者がどんなに頑張っても忙しいです。
休みの数を増やすことも平社員にはまずできないでしょう。

そのため、ブラックな職場に勤めない為の職場選びは非常に大切です。
理学療法士・作業療法士の楽な職場の特徴についても当サイトでは解説しているため、そちらも読んでみてください。

今きつい職場で、精神的ストレスも大きいという方は転職も視野に入れてもいいかもしれません。
転職には転職エージェントや転職サイトの利用がおすすめです。

転職サイトでは求人を効率てきに探すことができますし、転職エージェントは求人紹介に加えて面接の日程調整や書類添削までしてくれるます。
役立つコンテンツはフル活用しましょう。

理学療法士・作業療法士には楽しいこと・やりがいもある

楽しいこと・やりがいもある

ここまで理学療法士・作業療法士の大変さについて解説してきました。
大変な仕事ですが、楽しい瞬間ややりがいもあのも事実です。

例えば、リハビリで成果が出た時、患者から感謝された時など、大きなやりがいを感じることでしょう。
また、スタッフとの関係が良好であれば、職場の同僚と遊ぶのも楽しいです。

理学療法士・作業療法士のやりがいや楽しさについても詳しく解説している記事があるため、そちらも是非ご確認ください。

理学療法士・作業療法士にはならない方が良い? 

理学療法士・作業療法士にはならない方が良い? 

ここまで、理学療法士・作業療法士の大変な点について解説してきたため、理学療法士・作業療法士にはならない方が良いのではないかと考える人もいるでしょう。

しかし、一概にそうとは言えません。
仕事には向き不向きがあり、自分の価値観に合った職を選ぶことが大切。

例えば、やりがいを重視したい人、コミュニケーションが好きな人、高齢者を助ける仕事がしたい人、このような人に、リハビリ職は向いていると言えます。
逆に、給料を一番に考えている人にはあまり向いている仕事とは言えないでしょう。

もしも自分が給料に執着しておらず、この仕事に興味があるのであれば、チャレンジしてみても良いかと思います。

職種選びに悩んだら 

職種選びに悩んだら 

ここまで読んで、理学療法士、作業療法士になるのは辞めておこう、他の仕事を探してみようと考える方もいるはずです。

しかし、職種選びの時、何を基準に考えて場良いのか分からない方が多いはず。
もちろん自分の価値観が一番大切ですが、その価値観すらまとめるのが難しいです。

そんな方には「科学的な適職」という書籍がおすすめ。
より満足度の得られやすい、職種、職場の特徴について解説してくれている本です。
給料以外の大切なことも詳しく解説してくれているため、仕事選びに悩んでいる方の役に立つ本となります。
しっかり、研究結果を元に解説しているところも信頼できる点です。

まとめ

今回は理学療法士・作業療法士の大変なところについて解説してきました。

理学療法士・作業療法士は仕事内容や責任感だけでなく、待遇面に関しても大変な要素が多い仕事です。
しかし、楽しい瞬間ややりがいがある仕事であることも事実。

高齢者に関わりたい方、やりがいを重視したい方には向いている仕事とも言えます。

仕事選びには自分の価値観をまとめることが大切。
自分の価値観に合った仕事かをしっかり判断しましょう。

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