はぁ、疲れた
もう辞めてしまいたい
理学療法士・作業療法士の仕事をしていると、このような気持ちになることがあります。
実際に、私の周りには理学療法士・作業療法士の仕事を辞めたいと感じている人は多いです。
そこで今回は、理学療法士・作業療法士を辞めたいと感じる瞬間や解決策について紹介していきます。
- 理学療法士・作業療法士の仕事を辞めたいと感じる理由
- 辞めたいと思った時どんな行動を取るべきか
私自身、作業療法士の仕事をしていて『辞めたい』と思ったことがあります。
今回の記事は私の経験談を元に解説しています。
まずは、共感できる経験談を見つけて楽しんでください。
記事の後半では、理学療法士・作業療法士をどうしようもないくらい辞めたくなった時の対応策を紹介しています。
現状から脱出したい人は是非参考にしてください。
理学療法士・作業療法士を辞めたいと感じる瞬間11選
理学療法士・作業療法士の仕事をしていると様々なストレスに襲われます。
私自身、「辞めたいなあ」と思うことは多いです。
ここでは、私の経験談や友人の情報を元に辞めたいと感じた瞬間を11個紹介していきます。
この仕事をしている人なら共感できるものが多いはずです。
出たくない勉強会に参加させられた時
理学療法士・作業療法士は勉強会が非常に多いです。
出たくない勉強会に参加させられることも多々あります。
特に1年目の職員は半ば強制的に勉強会に参加させられます。
勉強会に参加したからと言って給与アップにつながるわけでもなく、興味のない勉強会で遅くまで職場に残ったときは辞めたいと感じてしまいます。
残業が取れなかった時
残業を取れない時も辞めたいと感じます。
残業が取りにくい環境、ある一定時間残っていないと残業が取れない職場も存在します。
特に1年目の時は残業申請はしにくいものです。
遅くまで残って仕事をしたのに残業を取れなかった時は辞めたいと感じますね。
患者からリハビリ拒否された時
リハビリ職は上司から単位を取得するように要求されます。
リハビリは単位を取ることでしか利益を得られないためこれは至極真っ当ですね。
しかし、患者によってはリハビリを拒否する方がいます。
リハビリ拒否をされた時は、「上司に何か言われるのではないか」「自分が患者に嫌われているのではないか」等の様々な不安を感じます。
特に自分以外のセラピストは介入できるのに、自分だけが拒否されているときは精神的に辛いです。
このような不安やストレスから辞めたいという気持ちが芽生えます。
癖の強い患者を担当した時
性格に癖のある患者を担当した時のストレスは大きいです。
すぐに怒る、怒鳴る、暴力を振るう、セクハラをするなど、クライアントにも様々な方がいます。
正直、こうのような方のリハビリをする時は非常に神経を使います。
「すこし気にふれたら怒られるのではないか?」という不安に駆られます。
毎日神経をすり減らしながらリハビリをしていると辞めたいと感じてしまいます。
インシデントを起こした時
クライアントを転ばせてしまった、怪我をさせてしまった時は非常に落ち込みます。
クライアントに迷惑を掛けた責任感、上司からの指導、報告書の作成など、様々なストレスが襲ってきます。
インシデントを起こした時は「向いてないのかも、辞めたいなあ」と思うことがありますね。
勉強会・症例報告会の準備をしている時
勉強会や症例報告会の準備をしている時も辞めたいと感じます。
理由は勉強会や症例報告会のの準備は残業にならないからです。
それなのに、上司たちから資料を作ってくるように言われることがあります。
自宅で資料作りをしている時は「なんで業務外でこんなに時間使わなきゃいけないの!」と不満が募ってしまいます。
他部署と考えが合わない時
患者さんのことについて、他部署と考えが合わず揉めることがあります。
その人によって患者さんに対する考え方は違う為、意見が対立するのは仕方がないことです。
しかし、リハ職は若手が多いこともあり、職場での権力はあまりありません。
その為、自分に意見を伝えても全然受け入れてもらえない、若手だからと舐められて相手にされない、こういったことが時折あります。
自分の意見を全然聞いて貰えない時の精神的ダメージは大きいです。
先生に怒られた時
当たり前ですが、先生は職場の中でもかなり地位が高いです。
その為、先生に怒られた時のショックは非常に大きいです。
「先生に嫌われたのでは」「できないやつと思われたのでは」といった不安が募り、辞めたいという気持ちに繋がります。
感じの悪い職員に理不尽な対応をされた時
正直、医療や福祉の現場は忙しいです。
その影響もあってか、職員に声をかけた時に理不尽な対応をされることもあります。
声を掛けただけで怒られる、無視をされる、嫌味を言われるなど、こういった対応をされた時は嫌になります。
仲の良い職員が辞めた時
理学療法士・作業療法士は辞めいく方が非常に多いです。
自分の仲の良かった職員もどんどん辞めていきます。
経験年数を重ねると共に職場の友人が減っていき、自分も辞めたいと感じてしまいます。
給料を貰った時
理学療法士・作業療法士の給料は安いです。
給与明細を見た時、「ずっとこの給料かあ」と落ち込むことがあります。
また、同世代の違う仕事をしている友人の話を聞いた時も、自分の給料の低さに落ち込みます。
この業界は給料が低いことで有名です。
その為、給料が安くて辞めたいと考える人は多いですね。
理学療法士・作業療法士を辞めたいと思った時の対処法
ここまで理学療法士・作業療法士を辞めたいと感じる瞬間を紹介してきました。
ここからは、「辞めたいなあ」と思った時の対処方法について解説していきます。
辞めたち気持ちが強くなって時は、以下の方法を試してみましょう。
チームや病棟を変えてもらう
今の職員との人間関係がどうしても合わない場合、部署やチーム移動の相談をしてみるのが方法のひとつです。
病棟を変えてもらう、病院リハから通所に移してもらうなど、環境を変えることで今のストレスから解放されるかもしれません。
同じ職場でも病棟やチームによって雰囲気は全然違います。
まずは相談しやすい上司に声をかけてみましょう。
転職エージェントを使ってみる
辞めたい気持ちが強い場合、思い切って転職エージェントを使ってみましょう。
転職エージェントは転職の相談、求人紹介、面接の日程調整などさまざまなサポートをしてくれます。
転職エージェントを利用することで、理学療法士・作業療法士以外の仕事にはどんなものがあるのか、待遇がどう違うかを把握することができます。
求人紹介をして貰っても、絶対に受けなければいけない訳ではありません。
目ぼしい求人がなかった、心変わりした場合は断ることも可能です。
まずは相談から始めてみましょう。
副業をする
給料に不満がある方は副業で収入を増やすことも可能です。
アルバイトも良いですし、最近はパソコンがあれば自宅でも副業ができます。
実際に、理学療法士・作業療法士をしながらアルバイトや副業をしている人はいます。
自分に合った副業で低い給料をカバーしましょう。
少し耐えてみる
辞めたいけど行動する勇気がない人は、少し我慢してみるの方法のひとつです。
嫌なことがあっても、時間が解決する、慣れればなんてことない場合もあります。
職場の人間関係においても、嫌だった人とも時間が経つことで仲良くなれたり、意外といい人だったこと気づくこともあります。
すぐに行動する気になれない人は少し我慢して様子を見てもいいかもしれません。
しかし、体を壊すほど無理はしないように気を付けましょう。
休職する
あまりにも仕事が辛い、寝れない、疲れが全く取れない、このような明らかに体調がおかしいと感じる時は少し休んだ方がいいかもしれません。
気づかないうちに精神疾患になっていることもあります。
実際に、自分の知人にも理学療法士・作業療法士の仕事をしてから精神疾患になった方が何人かいます。
仕事を休んでいても、休業補償や傷病手当等で、多少の給料は貰えます。
無理せず休む選択も考えましょう。
まとめ
今回は理学療法士・作業療法士の仕事を辞めたいと感じる瞬間や解決策について紹介しました。
理学療法士・作業療法士の仕事はストレスの多い仕事です。
辞めたいと感じてしまう瞬間も正直多いです。
どうしても仕事が辛くなった、辞めてしまいたいと感じた時は、今日紹介した、環境を変える、思い切って転職する、少し休むなどの方法を試してみてください。
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