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メリットあるの?理学療法士・作業療法士協会に入会しないのはあり?

全般的な悩み・疑問

理学療法士、作業療法士になると、理学療法士協会や作業療法士協会に入ることを勧めまれます
何となく協会に入るのは当たり前みたいな風潮もあります。
職場にも入会を勧めてくるところは多いです。


しかし、協会に入りたくないなと思う方も少なくないはずです。

そこでは今回は「理学療法士協会・作業療法士協会には入らなくてもいいのか?」この疑問にお答えします。


本記事の内容
  • 理学療法士協会・作業療法士協会に入らなくても良いのか
  • メリット
  • デメリット

理学療法士・作業療法士協会に入会しないのはあり?

理学療法士・作業療法士協会に入会しないのはあり?

理学療法士協会・作業療法士協会への入会は個人の自由です。
入らないことに問題ありません。

協会の入会率は実は60%前後です。

周りにも入会していない人はたくさんいます。
入会している人が特別優れているということも感じていません。

理学療法士協会・作業療法士協会の入会について調べると、入会することのメリットがたくさん出てきます。
しかし、入会することのデメリットもあります。

それらを考慮して自身が協会に入るか入らないかを判断すると良いでしょう。

ここからは、メリットとデメリットについて解説していきます。

 

  • 入会するかしないかは個人の自由
  • 入らない選択も全然あり

理学療法士協会・作業療法士協会に入るメリット 

理学療法士協会・作業療法士協会に入るメリット 

療法士協会・作業療法士協会に入るメリットは以下になります。

  • 研修に参加しやすい
  • 認定・専門療法士の資格を取れる
  • 専門雑誌が送られる
  • 賠償責任保険が付く

とにかくスキルや研鑽に励みたい人にとっては、協会へ入るメリットは多いです。

研修に参加しやすい

理学療法士協会・作業療法士協会に入っていると、協会主催の研修への参加費が安くなります。

入会していなくても参加できる研修は多いですが、会員に比べると費用は高くなります。

協会が主催する研修に魅力を感じるのであれば、入会することのメリットは大きいです。

認定・専門療法士の資格を取れる

認定療法士や専門療法士になりたいのであれば、理学療法士協会・作業療法士協会に入って研修を受ける必要があります。

研鑽に励みたい人なら目指しても良い資格です。
認定療法士や専門療法士の資格があると、しっかり勉強している人というイメージに繋がります。

雑誌が送られる

協会に入っていることで、定期的に雑誌が送られてきます。

理学療法・作業療法についての最新の情報を得ることができます。
日々、情報が更新されていく現代社会では情報の価値はかなり高いです。

こちらも研鑽に励みたい人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

保険が付く

理学療法士協会・作業療法士協会に入会すると同時に保険が付きます。

この保険が役立つのは、仕事中に患者にケガをさせた時や患者の物を壊してしまった時です。
理学療法士・作業療法士として働くのであれば、少なからずこのようなリスクはあります。

患者や家族から、セラピスト個人が訴えられてしまい、裁判で負けた場合は賠償金を払う必要があります。
そのようなリスクに備えられるため、保険は協会に入る大きなメリットと言えます。

理学療法士協会・作業療法士協会に入ることのデメリット

理学療法士協会・作業療法士協会に入ることのデメリット

まずはデメリットから紹介していきます。
大抵、このような記事ではメリットが多く書かれていますが、デメリットについてもしっかりと理解しておきましょう。

  • お金が掛かる
  • 研修会に参加しなければほとんど意味がない 

協会に入るデメリットはこちらです。

お金が掛かる 

理学療法士協会・作業療法士協会への入会にはお金が掛かります。
年間1万円程度と決して安くない値段です。
県士会にも入ると費用はさらに掛かります。

そもそも、理学療法士・作業療法士の給料は安いため、協会費は少なからず負担となってきます
20年セラピストを続けたら、掛かる費用は20万円以上です。
金銭感覚には個人の価値観が絡みますが、この値段が高いと感じればデメリットと言えます。

また、協会に入って研鑽に励んだからと言って給料が上がるわけではありません。
これは認定療法士の場合も同様です。
協会に入り研鑽に励んだからと言って、給料が上がることもほとんどないと考えた方が無難です。

研修会に参加しなければほとんど意味がない  

これは特に大きなデメリットです。
理学療法士協会・作業療法士協会で行われる研修会に参加しないのであれば、協会に入る必要性はかなり低いです。
お金を捨てているようなものです。

協会に入ることで、保険もついてきますが、それだけでは割高に感じます。
自己研鑽の意欲がないのであれば、わざわざ協会に入る必要はないでしょう。

職場からの目線 

職場によっては、理学療法士協会・作業療法士協会に入るのが当たり前という場所があります。

このような職場で協会に入っていないと「やる気がない人」という目で見られてしまいます。

周りからの目線が気になる方にとってはデメリットになり得るでしょう。

自己研鑽に興味は無いけど保険は欲しいという人は?

自己研鑽に興味は無いけど保険は欲しいという人は?

ここまでの解説で分かるように、理学療法士協会・作業療法士協会への入会は、自己研鑽の意欲がないとあまり意味はありません。

保険だけを目的に入るのであれば割高です。
実は、理学療法士協会・作業療法士協会以外にもセラピストを対象とした賠償責任保険があります。

Willnextという会社の保険商品の中にセラピストを対象にした年間3500円程度の物があります。
保険の内容としては、協会が行っている賠償責任保険の上乗せプランに近い内容です。

「とにかく自己研鑽には興味がない!」というのであればこのような保険を検討してみても良いかと思います。

【まとめ】意欲がある人には協会に入るメリットがある 

今回は理学療法士協会・作業療法士協会に入らない選択について解説してきました。

入会してメリットを得られるのは自己研鑽の意欲がある方だけです。
協会の研修に魅力を感じなかったり、研鑽の意欲がないのであれば入らない選択もありです。

時に、研修会に参加しなくても保険があるから入った方がいいと話す人もいますが、保険は協会以外にもあります。
保険だけを目的にするのは割高なので注意しましょう。

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