転職や就職試験を成功させるために、採用試験の面接に合格をする必要があります。
私自身、作業療法士として転職をした経験があり、採用試験の面接を受けました。
そんな時、どの企業も決まって質問してきたのが「最後に何か質問はありますか」という逆質問です。
今回は、理学療法士・作業療法士が転職活動の面接に使える逆質問について解説していきます。
面接は事前の準備や練習が大切です。
是非、本記事を参考にし役立ててください。
理学療法士・作業療法士の面接で使える逆質問
それでは早速、理学療法士・作業療法士の転職や採用試験で使える逆質問を紹介します。
より具体的に紹介するので是非参考にしてみてください。
- 「回復期病院と伺っていますが、どのような疾患の方が多いですか?」
- 「ホームページでは内科、整形、脳外等の疾患に対応していると存じていますが、リハビリが担当する疾患の割合は、どの疾患が多いのでしょうか」
- 「介護領域にも興味があるのですが、訪問リハビリや老健部署への移動などはあるのでしょうか?」
- 「職員育成はどのような体制で行っていますか?」
- 「院内での勉強会はどのくらいの頻度で行っていますか?」
- 「もしご縁があり、貴院へ入職することができましたら、貴院の入院患者に多い脳血管疾患について学ぼうと考えています。入職までに他に勉強しておいた方が良いことはありますか?」
- 「前職では他部門との情報共有に課題を感じていたのですが、貴院では何か取り組んでいることはありますか?」
少し難易度が高いですが、面接中の試験官の発言を質問に繋げるのも手段の一つです。
また、その他に、自身の生活や価値観の為に聞いておかなければいけないことがあれば、質問するようにしましょう。
しかし、給料や休日のことなど、聞きにくい内容の質問は内定を貰った後に聞いても良いかと思います。
逆質問での注意点
先ほどは、逆質問の例を紹介しましたが、次は逆質問をされた際の注意点について解説していきます。
面接終盤の逆質問で悪印象を当てるのは非常に勿体ないです。
悪印象を与えない為の注意点として、以下の3つを心掛けましょう。
逆質問では必ず質問しよう
面接で逆質問をされた時は必ず、質問をするようにしましょう。
理由は、逆質問をされた時に、何も質問をしないと「我が社には関心が薄いのかな」「第一志望じゃないのかな」と相手に良くない印象を与えてしまうからです。
「特にありません」と答えず、何かしら質問をするようにしましょう。
逆質問は複数用意しよう
転職・就職活動を成功させるために、逆質問は1つの会社に対し、複数個準備しておくことをお勧めします。
理由としては、逆質問で聞こうと思っていた内容を、面接の流れで採用者側が話してしまう可能性があるからです。
一度話した内容なのに質問をしてしまうと「この人話聞いていなかったのかな?」と思われてしまいます。
また、先にも述べたように、質問を全くしないのも得策とは言えません。
用意していた逆質問が1つ潰れても、他の質問が出来るよう準備しておきましょう。
調べればすぐ分かる質問は避けよう
ホームページなどを見ればすぐに分かるような質問は避けるようにしましょう。
調べればすぐに分かるような質問をすると「この人全然調べてきていないのかな?」とマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
既存の情報を深堀したような質問、面接中に聞いた話を深堀したような質問をすることをお勧めします。
面接対策には転職エージェントがおすすめ
書類作成や面接が不安と言う方は転職エージェントを利用してみるのも良いかもしれません。
転職エージェントは求人紹介に加えて、履歴書や職務経歴書の添削、面接練習まで行ってくれます。
場所によっては入職後のフォローを受けることもできる為、1人で転職をするのが不安という方にはおすすめです。
私も実際に転職エージェントを利用して転職をした経験があります。
複数社との面接試験のスケジュール調整までしてくれて、非常にスムーズに転職活動を行えたのを覚えています。
個人的にはマイナビコメディカルのサービスが使いやすかったですね。
理学療法士・作業療法士の転職サイトや転職エージェントについて、以下の記事で解説しているため、気になる方は読んでみてください。
まとめ
今回は、理学療法士・作業療法士の転職の面接に役立つ逆質問を紹介しました。
逆質問をされた時に、何も質問をしないと、相手にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
質問を複数個用意しておき、最後の逆質問で好印象を与えられるよう頑張りましょう。
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