「片麻痺になってしまったけど、ハサミを使いたい…」
このように考えている方はいないでしょうか。
突然の脳梗塞や脳出血で片麻痺になってしまう方は少なくありません。
麻痺になって片手しか使えない場合、ハサミを使いたくなった時に困りますよね。
通常、ハサミは両手が使えないと操作ができません。
理学療法士・作業療法士の方も、片麻痺患者からハサミが使いたいと言われることがあるかもしれません。
私はこれまでに何度かありましたね。
そこで今回は片麻痺の方でも使えるハサミや代用方法を紹介します。
片麻痺でもハサミを使う方法
片麻痺でもハサミを使う方法は至ってシンプルです。
自助具を使用しましょう。
最近は自助具の種類も豊富で、ネットにもたくさん商品があるため、入手難易度が低くなっています。
安全で快適な生活のためにも是非検討してみてください。
片手で使えるハサミの例
片手用のハサミには以下のようなものがあります。
テーブルにハサミを置き、切りたいものをセッティング、取っ手を上から押すことで切ることができます。
Amazonや楽天でお手軽に購入できるので、是非チェックしてみてください。
『ハサミ 自助具』『ハサミ 片手』と検索するといろいろ出てきます。
自助具はどこで買える?
先にも述べましたが、自助具は通販ですぐに見つかります。
先ほど紹介した、Amazonや楽天意外にも、モノタロウやアスクルといったサイトにあります。
また、市販のものはホームセンターや百貨店、ドラックストアなどの介護用品が置いてあるコーナーに売っていることがあるようです。
店舗でみたい場合は、事前に商品が置いているかを確認した方が良さそうですね。
ハサミを使わない方法
切りたいものによってはハサミを使わない方法もあります。
場面や切りたいものによってはハサミを使わずとも切ることは可能なのです。
自身に抵抗感がなければこういった代用方法も検討してみても良いかもしれませんね。
今回は2つ紹介します。
歯を使う
例えば、お菓子の袋や薬の袋なんかでしょうか。
そう言ったものは、歯と片手を使えば開封が可能です。
見栄えは良くないかもしれませんが、抵抗感のない方にはこのようなやり方法もありますね。
実際に片麻痺になって、小さな袋なんかを歯を使って開封している方はいますね。
カッターを使用
あとは、指は動かないけど、肩や腕は動く、といった方にはカッターの利用も手段のひとつです。
麻痺手で固定さえできればカッターも使用できます。
しかし、細かい操作や、手が勝手に動いてしまう、手の感覚が鈍い方には向かない為、注意しましょう。
怪我をしてしまうリスクがあります。
理学療法士や作業療法士に一度相談してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、片麻痺の人でも片手で使えるハサミについて紹介しました。
最近は障害を抱えた人でも使える自助具が豊富です。
また、ネットで購入も簡単に購入もできる為、是非検討してみてください。
それでは『片手で使えるハサミを紹介!片麻痺でもハサミは使えます』の記事はこれで終わりになります。
コメント