理学療法士・作業療法士にもブラックな職場はあるのでしょうか?
昨今、ブラック企業なんて言葉を良く耳にするようになりましたね。
過労死や仕事のストレスなどが問題視されるようになり、昔に比べ労働環境もだいぶ変わってきたのではないでしょうか。
こそれでは医療・福祉の業界はどうでしょうか。なんとなくブラックのイメージが強いですよね(笑)。
今回は理学療法士・作業療法士のブラックな一面について解説していきます。
そもそもブラック企業とは?
ブラック企業に共通の定義はないようです。
そのため、今回はWikipediaの情報を引用させていただきます。
ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワーハラスメントによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブラック企業
Wikipediaはこのようにされています。
本記事では、過重労働、違法労働、パワーハラスメント、この3つに視点をあてて考えてみましょう。
理学療法士・作業療法士にもブラックな職場はある?
理学療法士・作業療法士にもブラックな職場はあります。
私が勤めてきて職場は比較的ホワイトな場所でしたが、ブラックな部分が全くなかったわけではありません。
また、職場がブラックだと嘆いている知人もいますし、理学療法士・作業療法士の方の職場がブラックというツイートや発信も良く目にします。
それでは、理学療法士・作業療法士のブラックな職場にはどのような特徴があるのでしょうか。
理学療法士・作業療法士のブラックな一面
理学療法士・作業療法士のブラックな職場の特徴について、先ほどの過重労働、違法労働、パワーハラスメントの3つの視点で解説していきます。
過重労働
過重労働とは労働時間が過度に長いことを指します。
正直、理学療法士・作業療法士の職場で残業が100時間を超える、なんて話はあまり聞いたことがありません。
残業時間に関しては、他の職種に比べてあまり多くない印象を受けます。
しかし、病床数やクライアントに対して職員数が少ない、リハビリが他の業種の業務も担当している場合、理学療法士・作業療法士でも残業時間が長くなることがあります。
私が今まで勤めてきた職場は残業が多くても20時間台でした。
毎月30時間を超えるようでした、他の職場に比べて忙しいとは捉えていいかもしれませんね。
違法労働
理学療法士・作業療法士の職場で考えられるケースは残業を取らせない、休憩が取れない、といったケースです。
サービス残業が常態化している職場はあります。
明らかに業務時間内に終わらない業務量なのに、残業を取ろうとすると怒る、残業を取らせてくれない、なんて話は耳にすることがあります。
また、昼休憩をしっかり取れない、就業時間前から働く職場も多いように感じます。
昼休憩にカルテや情報収集をしなければいけない、電話対応をしなければない、なんてところもありますね。
正直、残業をしたくないため好んで昼に仕事をしている人もいますが…(笑)。
余儀なく朝昼も働いている職場もあるようですね。
パワーハラスメント
パワーハラスメントに関しては、他の職業同様、理学療法士・作業療法士でもありえます。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士間だけでなく、看護師や介護士など、他職種との人間関係でも起こりえます。
ブラック企業に勤めてしまった時の対処法
最後はブラック企業に勤めてしまった時の対処法について紹介していきます。
精神的、身体的なダメージを受けながら働き続けるのは良くないため、対処することをお勧めします。
辞める
まずは辞めてしまうことです。
ブラック企業で我慢して働き続ける必要はありません。
理学療法士・作業療法士であれば転職先が過度に少ないということもないでしょうし、若いのであれば他の職種への転職もありです。
転職に関しては、転職サイトや転職エージェントを積極的に利用することをお勧めします。
個人的にはマイナビコメディカルのサービスが良かったですね。
理学療法士・作業療法士の転職サイトやエージェントについて以下の記事で紹介しているため気になる方は読んでみてください。
証拠を集める
パワハラ発言の録音、タイムカードや時間外労働の証拠を残し、法的処置を行う手段もあります。
この場合は弁護士に相談するのが良いかと思います。
労働組合や労働基準監督署に相談
労働組合や労働基準監督署に相談してみるのも良いでしょう。
しかし、相談しても中々動いてくれない、良いアドバイスをくれないこともあるようです。
そのような場合は弁護士に相談してみた方が良いかもしれません。
弁護士ドットコムを使っての質問は簡易的なのでお勧めです。
まとめ
今回は理学療法士・作業療法士にもブラックな職場はあるのか、ブラックな職場の特徴について紹介してきました。
理学療法士・作業療法士の職場にもブラックな一面はあります。
自身の職場がブラックであれば、辞める、弁護士や労働基準監督署などに相談することをお勧めします。
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