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理学療法士・作業療法士は人手不足?今後も需要のある仕事なのか

労働環境・働き方・残業

理学療法士・作業療法士を目指している方、もしくはすでにこの仕事で働いている方で「セラピストは人手不足なのか?」このような疑問を抱いている方はいないでしょうか。

人手不足ならば、業務が忙しくなる反面、求人は増えますし、給料も上がる可能性があり、メリットは多いですよね。
実際に働いていて「人手が足りない!」と思う方もいるでしょう。

それでは実際に理学療法士、作業療法士は人手不足なのでしょうか?
人数が増えすぎている、なんて噂も聞きますよね。

本記事では理学療法士・作業療法士は人手不足なのか、今後働き場所は増えていくのか、これらについて解説していきます。

結論、人手不足に関しては、職場や領域によって異なります。
その理由についても解説していきましょう。

理学療法士・作業療法士の人手不足は職場や領域によって異なる

理学療法士・作業療法士の人手不足は職場や領域によって異なる

高齢者の数が増えているから、理学療法士、作業療法士は人手不足なんじゃないの?

一概にそうとも言えないんだ。
人手に関しては、職場や領域によって異なるようだよ。

実際に、理学療法士・作業療法士が勤める職場の中に、人手不足の職場はあります。
しかし、これはすべての職場に当てはまることではありません。

理学療法士・作業療法士の多くは病院に勤める傾向があり、施設に勤める人の割合は少ないと言われています。
その為、病院に比べると、介護施設は人手を欲しているところも多いようです。
また、事業拡大を考えている法人やグループも、理学療法士・作業療法士の人手が欲しいでしょう。

逆に、人が辞めにくく、人気のある公立病院なんかの求人は中々出ませんよね。
求人を出していてもごく少数派。
特にリハビリ職の多くは病院に勤めていると言われています。

このように、理学療法士・作業療法士の人手不足は職場や領域によって異なるのです。
例えば、待遇や職場環境の良い病院なんかは中々人がやめず、求人が出にくいことが予測できます。
公立病院はまさにその代表でしょう。

逆に、職員が定着せず、常に人手不足の職場があるのも事実。
領域的に人手不足、もしくは、地域や職場環境に問題がある可能性もあり、常に求人の出ている職場を選択する際は慎重に調べる必要があります。

これはあくまで現状の話。
未来は、理学療法士、作業療法士の数が飽和してしまい、人手が余るといろいろなところでいわれています。
地域、領域問わず、理学療法士や作業療法士が就職先を探すのが難しくなる時代が待っているかもしれません。

理学療法士・作業療法士の人数は毎年増えている

理学療法士・作業療法士の人数は毎年増えている

実は、理学療法士・作業療法士の人数は毎年増えています。

日本の養成校の数は世界トップレベル。
セラピストの数はどんどん増えているのです。

そのため、理学療法士・作業療法士の人数は今後、需要を供給が上回ると言われています。

セラピストが増えすぎることで、この職業の希少価値が下がり、働いている人にとってあまりメリットはないでしょう。

人手が増えすぎることで、簡単に雇えるため、給料が減ってしまう可能性だって否定できせん。
介護士や看護師は人手不足なのに対し、リハビリ職は供給過多、診療報酬も上がらない、このような状態となれば、リハビリ職の給料を少なくして、人手のなりない職種の給料を上げよう、なんてことも予測できます。

このようなことから、今後、理学療法士、作業療法士として生き残るためには、スキルアップや希少な人材になることが、非常に重要になってくると言えるのです。

理学療法士・作業療法士の働き場所は無くならないが、就職の難易度は上がる可能性が高い

理学療法士・作業療法士の働き場所は無くならないが、就職の難易度は上がる可能性が高い

 

理学療法士、作業療法士が増えているなら、働く場所はなくなっちゃう?

全くなくなることは考えにくいかな。
でも、就職の難易度は上がるかもしれないね。

理学療法士・作業療法士の人数が増えているからといって、今後働く場所が無くなるということとは考えにくいです。

現状、理学療法士・作業療法士で就職先が全く決まらない、と言う話はほとんど聞いたことはありません。
実は、現状のこの職種の就職率は悪くありません。

また、高齢者の割合は今後も増えていくため、理学療法士・作業療法士の活躍の場が増える可能性だってあります。
リハビリではなく、介護などの別の仕事の手伝いをさせられる可能性もありますが(笑)。

就職活動や転職活動の倍率が上がり、良い職場に勤めることが難しくなることは考えられますが、全く働き口がなくなることは考えにくいでしょう。

理学療法士・作業療法士が生き残るためにできること3つ

理学療法士・作業療法士が生き残るためにできること3つ

理学療法士、作業療法士の人手不足は、職場や業界によって異なり、今後、セラピストの人数は飽和する可能性があります。

それでは、理学療法士、作業療法士が生き残るために、どのような取り組みをして行くべきなのでしょうか。

スキルを磨く

まずはスキル磨きをすることです。

今後、理学療法士、作業療法士の人数がどんどん増えていった場合、セラピストの競争率は高くなります。
スキルのない人は淘汰される時代がくるかもしれません。

自分のスキルを磨き、強みを身に着けるておくことで転職で役立つ可能性があります。
資格獲得や学会発表など、実績を身に着けるのも効果的かもしれません。

様々な領域の経験をする

先にも述べたように、理学療法士、作業療法士の人手に関しては、需要と供給のバランスや領域によって異なります。

将来、需要のある領域にスムーズに転職できるよう、今のうちに様々な領域の経験をしておくのも良いでしょう。

転職をしなくとも、今働いている職場やグループでいろいろな経験ができるはずです。
経験の幅を広げるチャンスがあれば、挑戦することをおすすめします。

副業や資産形成をしておく 

医療業界の収益は、医療保険制度によって大きく左右されます。
もしかしたら、今後、月給やボーナスが下がる、なんてこともあるかもしれません。

そのようなリスクに打ち勝つために、副業で稼ぐ能力を身に着ける、今のうちに資産形成をしておくことも大切。

後から焦っても、手遅れかもしれません。
早めの対策をしておきましょう。

資産形成に関しては「お金の大学」という本が非常におすすめ。
貯金のコツから、資産を増やすためのリスクの少ない投資法等、お金の基礎知識を身に着けることができます。

また、当サイトではセラピストの副業に関しても解説しています。
副業に興味のある方はそちらも参考にしてみてください。

まとめ

今回は、理学療法士、作業療法士は人手不足なのか?という疑問に関して、解説をしてきました。

理学療法士、作業療法士の人手は職場や領域によって異なります。

病院は人気の傾向にあり、施設に就職する人は少ないのが現状。

セラピストの人数は年々増加しており、今後は、スキルを磨くことや、様々な領域を経験しておくことが大切になるかもしれません。

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