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すぐ辞めるな!理学療法士・作業療法士が転職する前に考えるべきこと

転職・退職・辞めたい

理学療法士・作業療法士を辞めたい」このような感情は誰にでも起こり得ます。
仕事のストレスや負担、職場環境や人間関係、お金の悩みなど、さまざまな理由で辞めたいと思うことがあるでしょう。

身体的な負担や時間的な制約、さらには感情的なストレスも伴うことがあります。
これらの様々な要素が積み重なると、仕事へのモチベーションが低下し、辞めたいという気持ちにつながってしまうのです。

しかし、すぐに辞めていいのか、このように悩む方もいるでしょう。
私も作業療法士として働き始めたときはそうでした。

焦ったり、悩んでいる時は視野が狭くなってしまうものです。
そこで、本記事では理学療法士・作業療法士を辞めたいと感じた時、辞める前に考えるべきことや注意点を解説します。

辞めたくてどうしょうもなく、すぐに行動した方もいるかもしれませんが、辞める前に考えるべきことはたくさんあります。
本記事を読むことで、論理的に、理学療法士、作業療法士を辞めるべきか、継続するべきかの判断ができるようになるため是非参考にしてください。

理学療法士・作業療法士は身体的・精神的・時間的負担、待遇の悪さから辞めたくなる

理学療法士・作業療法士は身体的・精神的・時間的負担、待遇の悪さから辞めたくなる

どうして理学療法士、作業療法士を辞めたくなる人は多いの?

理由は様々だけど、精神的、肉体的にも辛いと感じることは多いんだ

まずは、理学療法士・作業療法士の仕事を辞めたくなる理由について、客観的に見つめてみましょう。

理学療法士・作業療法士は身体的負担や時間的な忙しさ、精神的ストレス、待遇面の悪さから不満を感じることが多いです。
そして、新人の頃は、自己研鑽に励む必要があったり、先輩や他部門、患者からの圧力が嫌になり辞めたくなる人もいるでしょう。

これらの不満が積もりに積もり辞めたいと感じてしまうのです。

身体的負担

理学療法士・作業療法士は介助量の重い患者の介助をすることがあり、身体的な労働負担は避けられません。
患者の身体機能や運動能力の改善を促すため、アクティブな働きが常に求められます。

このような理由から、筋肉痛や疲労感を抱えることが少なくありません。
場合によっては腰痛で苦しい思うをすることもあります。

若いうちは体も動きやすいため良いですが、年齢を重ねると、腰痛に悩まされる方は多くなります。
また、女性の方は重度介助の人の介助を特に大変だと感じる人もいるでしょう。

時間的な忙しさ 

理学療法士、作業療法士には時間的な忙しさもあります。
理学療法士・作業療法士は患者のスケジュールに合わせてリハビリテーションプログラムを立案し、実施します。
患者の数や予約状況によっては、スケジュールがかなりタイトになることもあります。

またリハビリを行う以外にも、書類作成やミーティングの業務もあり、上手く時間管理ができないと、時間内に業務を終わらせることができません。

時には、参加したくない勉強会に参加しないといけないこともあります。
職場環境にもよりますが、人数が足りず、残業時間が多い職場があるのも現実。
時間管理が大変でストレスを感じてしまう人もいます。

待遇への不満 

リハビリ職の待遇に関して不満を感じている人は少なくありません。

給料は決して高くなく、むしろ安い方といって良いでしょう。

休みに関しても、沢山休める職場は多くありません。
少ない所では年間休日が100日を切る職場もあるのが現実。

このように、理学療法士・作業療法士の仕事は決して好待遇とは言えないのです。
中には公立病院などに勤め、良い待遇を受けている人もいるかもしれませんが、それは少数といって良いでしょう。

もっと稼ぎたい、もっと休みが欲しい等、待遇面に不満を感じて辞めたいと考える人は多いです。

精神的ストレス 

理学療法士・作業療法士は患者や家族との関わりが非常に密接です。
対人関係による精神的なストレスを抱えているひとも少なくありません。
また、常に勉強が求められる仕事で、先輩からの圧力に精神的ストレスを感じてしまう人、他部門との連携が上手くできずストレスを感じる人もいます。

患者との相性が合わない、家族からクレームが来るといったこともあります。
思うように患者の身体が良くならない時は、患者や家族の期待に答えられず、責任感や挫折感を感じることもあるでしょう。
もちろん、職員間での人間関係が上手くいかずストレスを感じることもあります。

特に、新人の頃は、患者のリハビリが上手くいかなければ、他部門との連携も上手くいかない、先輩は怖いなど、色々な様子が重なり、強い精神的ストレスを感じることがあります。

以上のように、理学療法士、作業療法士の仕事には大変な一面がたくさんあります。
他にも、理学療法士、作業療法士が辛い理由や辞めたくなる瞬間について、当サイトではもう少し詳しく解説している記事があります。
気になる方は、そちらの記事も参考にしてください。

理学療法士・作業療法士が辞める前に考えるべきこと

理学療法士・作業療法士が辞める前に考えるべきこと

辛いことが多いから、すぐに辞めてしまおうかな…

焦ってすぐに辞めるのはおすすめできないな。
もう少し考えてから行動しよう!

前述したとおり、理学療法士・作業療法士の仕事は不満が貯まりやすい仕事です。
しかし、辞める前に考えるべきことがいくつかあります。
衝動的に辞めること、後に後悔してしまう可能性もあるため注意が必要。
しっかりと考えてから行動に移すことをおすすめします。

自分に合った仕事なのかを考える 

まず、現在の仕事が本当に自分に合っていないのか、真剣に向き合ってみましょう。
仕事に対するモチベーションや充実感が低下しているのは一時的なものかもしれません。

もし一時的なものであれば、ストレスの原因や問題点の解決を試みましょう。
コミュニケーションや人間関係を改善するための努力をしたり、ワークライフバランスを見直すために有休を使ってみる、残業を減らすなど、自分にできる努力をしてみましょう。

原因改善に向けて働きかけてもモチベーションが変わらないのであれば、本当にこの仕事に向いていないのかもしれません。

自身のキャリアについて考える 

理学療法士・作業療法士を継続することで、自分の成長につながるのか、充実した生活は送られそうなのか、このような視点でも考えてみましょう。

理学療法士・作業療法士のキャリアでは自身の求める成長や生活が得られないのであれば、転職を考えてもいいかもしれません。
しかし、理学療法士・作業療法士を続けることで、自身の求めている成長や生活に繋がる可能性があるのであれば、辞めるのはややリスクにも感じます。

特に他職種への転職はキャリアをゼロからスタートさせることと同義。
セラピストとしてのキャリアが長い場合、勢いで辞めると後悔する可能性が高いです。
待遇を改善するはずが、ゼロからキャリアスタートとなり、むしろ待遇が悪くなってしまう可能性だってあります。 

他の仕事のデメリットについても調べる 

他の仕事のデメリットについても調べてみましょう。

理学療法士・作業療法士を辞めたい、他の仕事をしたい、このように考えているときはどうしても他の仕事の良い所に目が行きます。

しかし、他の仕事にもデメリットはたくさんあります。
例えば残業が今よりかなり多い、夜勤がある、有給が自由に使えない、休みの日も電話がくる、こんな仕事はたくさんあります。
意外と理学療法士作業療法士はホワイトかも、と感じるかもしれません。

どの仕事にも嫌な所はあるものです。
正直、理学療法士・作業療法士の仕事よりも、大変な仕事はたくさんあります。
転職して、もっと辛い思いをしてしまう可能性だってあります。

失敗を防ぐためにも、他の仕事の辛い所もしっかりと調べて、リハビリ職と比較をしてみましょう。

職場だけ変えるという選択肢も考える

自分が理学療法士・作業療法士を辞めたいのか、それとも今の職場を辞めたいのか、これをハッキリさせましょう。

職場を変えただけで仕事が楽しくなることもあります。
職場環境に対するストレスが多いのか、この仕事自体に対するストレスが多いのか、これらを明確にしてから行動しましょう。 

最近は理学療法士・作業療法士に特化した転職エージェントもあるため、職場を変えたい方は転職エージェントと転職サイトを複合的に使用するのがおすすめです。

精神的に辛いのであれば無理はしないように

精神的に辛いのであれば無理はしないように

ここまで、焦って転職しないようにと解説していますが、精神的に辛すぎるのであれば無理は禁物。
体調不良や精神疾患の前駆症状を感じた場合は、休職、もしくは辞めるといった選択肢も悪くないでしょう。

むしろ、無理に仕事を続けて、病気に発展させてしまうのは危険です。
病気は治療するよりも、未然に防ぐ方が全然簡単です。

病気によっては、治療が難渋してしまう可能性だってあります。

体調には細心の注意を払う必要があるため、ストレスから体調に変化を感じている人は、無理に続けるという選択はしなくても良いでしょう。

転職やキャリアチェンジ時のポイント

転職やキャリアチェンジ時のポイント

「冷静になって色々考えてみたけどやっぱり辞めたい」このような方は転職を選んでも良いでしょう。

最後は転職やキャリアチェンジを考える場合のポイントを紹介します。

自身の価値観をハッキリさせる 

自分が仕事に何を求めているのか、これをハッキリさせます。

とにかくお金が欲しい、プライベートを充実させたい、リモートワークがしたいなど、自分の求めている価値観を洗い出し優先順位を付けましょう。

全て希望通りにいく仕事はありません。
自分が最も大切にしていることを達成できる仕事なのか、これをしっかり判断しましょう。

この価値観が定まっていないと、転職しても「思っていたのと違った」「やっぱり転職しなければよかった」と後悔してしまう可能性があります。
転職で失敗しないためにも、価値観や転職の目的を明確にしておきましょう。

情報収集をしっかり行う

転職先や新たな職種についての情報収集をしっかりと行いましょう。

特に最近はAIの進歩が著しいです。
数年後に需要がなくなるような仕事はできれば避けたいですよね。

また、勤務条件や給与水準などの情報を収集し、自分の希望や生活と照らし合わせて選択をしましょう。

転職エージェントや転職サイトをフル活用しよう 

転職の際は転職エージェントや転職サイトをフル活用しましょう。

求人を探す際に、まずは浮かぶのが転職サイトでしょう。
転職サイトには様々な求人が掲載されており、情報収集や相場観を掴むのにも役立ちます。
さらに、転職エージェントも活用することで、効率よく求人を探せるだけでなく、転職に向けたいろいろなサポートを受けることができます。

一般企業向けのエージェントはマイナビAGENTが有名どころですね。
マイナビAGENTは特に20代~30代の若い世代の転職に力を入れています。
地域に関しては東海や関東、関西の求人を広く網羅しています。
求人紹介に加えて、試験の日程調整や面接練習、書類添削まで行ってくれるのが転職エージェントのポイント。

転職活動に不安のある方は転職エージェントの利用はとてもおすすめです。

※マイナビのプロモーションを含みます。


基礎知識を身に着ける

転職をする上での基礎知識を身に付けましょう。
自分は書籍を利用して、転職に関する考えをまとめました。
転職先を選ぶポイント、業界の選び方等、基礎知識を付けていれば、悩みの解決に繋がる可能性があります。

悩んでいる方、予備知識を身に着けたい方には、書籍で勉強してから行動することをおすすめします。

転職する上での価値観をハッキリさせたいのであれば「科学的な適職」という書籍は非常に役立ちます。
どのような要素を重要視すれば、仕事の満足度が高くなるのか、様々な研究結果を元に科学的に解説してくれます。

また、転職先や業界について悩んでいるのであれば、「転職2.0」「働き方2.0VS4.0」という書籍もあります。
どちらも評価の高い書籍となっており、参考となるでしょう。

これらの書籍を読んでみることで、もしかしたら「理学療法士・作業療法士の仕事をつづけた方がいいのかも」という考えに留まる可能性もあります。
自身の考えをまとめる為にも、書籍を参考にするのはおすすめです。

まとめ

この記事では、理学療法士・作業療法士を辞める前に考えることを解説してきました。

理学療法士、作業療法士の仕事をしていると少なからず辞めたいと思う瞬間がでてきます。
しかし、衝動的に辞めることはおすすめできません。

まずは冷静になって仕事内容や自身のキャリアについて考えてみましょう。
また、この仕事が嫌なのか、職場が嫌なのかの判断も大切です。

広い視点から考えてみて、それでも辞めたい場合は転職を考えましょう。

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