理学療法士・作業療法士の転職理由３選！転職先に伝える退職理由とは

転職・退職・辞めたい

2023.08.18 2023.06.22

最近は終身雇用制度の崩壊が囁かれており、転職が当たり前の時代になりつつあります。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等のリハビリ職の中にも、退職をして違う職場に転職をする方はたくさんいます。

しかし、「転職をしたいけど転職先に伝える良い退職理由が浮かばない」このような理由で悩む方は少なくありません。
退職理由がふんわりしていると、転職先にも良いイメージを与えません。

そこで今回は、理学療法士、作業療法士の具体的な転職・退職理由について紹介していきます。
これから転職を考えている方は是非参考にしてください。

理学療法士・作業療法士が転職先に退職理由を伝える上での注意点　

まずは、転職先に現職の退職理由を伝える上での注意点について解説していきます。

注意点は、職場の悪口、不満を伝えないことです。
転職を成功させたいのであれば、このような理由は控えるのが得策です。

現職の悪口を言うような職員に面接官は良いイメージは持ちません。
悪いイメージを与えない為にも、馬鹿正直に職場の悪口を言わないようにしましょう。

転職活動においてイメージは大切です。
職場の悪口でイメージを悪くしてしまうのは勿体ないため、気を付けましょう。

それでは、履歴書や面接官に伝える転職理由は、どのような内容にすれば良いのでしょうか。
以下に例を紹介していきます。

今回は、業界を変えず、今後も理学療法士、作業療法士、言語聴覚士として働いていくケースを想定しています。

引っ越しや結婚、このようなライフスタイルの変化が理由の場合は、正直に伝えて良いでしょう。

自分もライフスタイルの変化により転職をしました。
その時も転職理由は正直にライフスタイルの変化であることを伝えましたね。
問題なく合格でした。

もちろん、ライフスタイルの変化について伝えた上で、転職先として応募した具体的な理由も伝える必要もあります。

退職理由としては正直にライフスタイルの変化と伝えてよいでしょう。

今の職場では経験できない領域の経験がしたい、このような理由は理学療法士・作業療法士の王道の転職理由です。

整形外科病院に在籍中だが脳卒中の領域を学びたい、身体障害領域から精神障害領域に転身したい、実際にこのような理由で転職をする方は少なくありません。

ポイントは、今の病院や法人では希望する領域の経験はできないということ、なぜその領域を学びたいのか、これらをしっかりと伝えることです。
今の職場でも学べる分野だと「わざわざ転職する必要はないのでは？」とツッコまれていまします。

もうひとつは、面接を受ける転職先の職場環境が今の職場よりも自分の価値観に合っている、このような理由です。
少しイメージしにくいかと思う為、以下に具体的な例を挙げます。

現職は役職に就いてしまうと、患者業務は一切行わない。しかし、転職先は経験年数を重ねて役職についても、臨床業務や後輩のリハビリに同行しながらの指導を積極的に行っている。自分は管理職に就いても、臨床業務に携わりたい考えている。
現職場は病院事業部だけを運営している。しかし、転職先は病院事業に留まらず、訪問や通所リハなどの介護領域にもチャレンジしている。自分も様々な領域にチャレンジしたいと考えている。

このように、今の職場よりも、転職先のスタイルが自身の価値観に合っていることを、転職理由として伝えることができます。
伝える際の注意点として、序盤に解説したように、現職の悪口にならないよう注意しましょう。