理学療法士・作業療法士は、患者や利用者の生活に深く関わる素敵なお仕事。
それでは、そんな理学療法士・作業療法士本人たちのプライベートはどうなのでしょうか。
仕事内容や給料だけでなく、休日や自由な時間をどのくらい作れるのか、ワークライフバランスも大切ですよね。
やりがいのある仕事でも、仕事ばかりでプライベートが全く充実していないとなると生活も楽しくありません。
理学療法士・作業療法士と聞くと「忙しそう」「大変そう」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、理学療法士・作業療法士のプライベートについて解説していきます。
私は現役作業療法士をしています。
実際に働いていて思うのは、ある程度プライベートを充実させることは可能ということです。
実体験を元に解説していくため是非参考にしてください。
理学療法士・作業療法士でもプライベートを充実させることは可能
リハビリ職って忙しいイメージだけど、プライベートって充実させられるの?
理学療法士・作業療法士でもプライベートを充実させることは可能だよ。
理学療法士・作業療法士でもプライベートを充実させることは可能です。
実際に私や友人はプライベートをさせられています。
理学療法士・作業療法士には休日が少ない、給料が低いといったイメージがあることでしょう。
実際にこれは事実。
休日は110日程度、もしくはそれ以下の職場が多いですし、給料の水準は低いです。
それでも、休日に友人や恋人と遊びに行く、美味しいご飯を食べに行く、好きなゲームを買う、このくらいの余暇活動は嗜むことができます。
しかし、中にはプライベートが充実していないと感じている方もいます。
それでは、理学療法士・作業療法士のプライベートの充実度には何が影響しているのでしょうか。
理学療法士・作業療法士のプライベートに影響する要素4選
リハビリ職でもプライベートを充実させられるんだ!
安心!
でもすべての人が充実させられるとは限らないよ。
職場環境やその人の特性によって異なるんだ。
理学療法士・作業療法士がプライベートを充実させられるかどうかには、以下の要素が影響します。
- 職場環境
- 趣味に掛かるお金
- 時間の作り方
- 生活環境
それでは解説していきます。
職場環境
理学療法士・作業療法士がプライベートを充実させるために特に重要なのは職場環境です。
職場の人間関係、残業時間、休日数など様々な要素がプライベートに影響を与えます。
人間関係が良くない、休日が少ない、残業時間も多い、加えて給料が低いと、負の要素が重なると中々プライベートを充実させることはできません。
私自身、これまで務めた職場は、給料は高くありませんでしたが、人間関係は良好、有給も取得しやすく仕事以外の時間も楽しみやすい環境でした。
プライベートが充実できるかどうかは、職場環境の影響が大きいと言えます。
プライベートを重要視するのであれば、楽な職場に勤めるのも手段のひとつ。
当ブログでは理学療法士・作業療法士の楽な職場の特徴も解説しているため、気になる方はそちらも読んでみてください。
趣味に掛かるお金
趣味や遊びにかなりお金の掛かる方は、理学療法士、作業療法士の仕事ではプライベートを充実させられない可能性があります。
先にも述べたように、理学療法士・作業療法士の給料は低いです。
ある程度節約しながら趣味や遊びを楽しむ必要があり、過度な贅沢は出来ないのが現実。
その為、趣味に過大なお金が必要な方は、理学療法士・作業療法士の給料では満足できない可能性があります。
反対に、高級なものに興味が無い、物欲がないといった方は、理学療法士・作業療法士の給料でもプライベートを充実させられる可能性が高くなります。
理学療法士・作業療法士の給料についても当サイトでは解説しています。
実体験も交えている為、現代のリハビリ職の給料を知ることが可能です。
時間の作り方
プライベートを充実させるためには時間の使い方も重要。
理学療法士・作業療法士は休みの多い仕事ではありません。
また、仕事が忙しく、中には残業が多い職場もあります。
休日に勉強会や事例報告会に参加しないといけないというケースもあります。
その為、時間を上手く作れないとプライベートを充実させることはできません。
仕事に時間が掛かり過ぎて残業が多い、休日も時間が上手く作れないとなっては余暇を楽しむことはできません。
逆に時間を上手く作れると、仕事が少し忙しくても趣味や友人、家族との時間が確保でき、プライベートを充実させられます。
生活環境
それぞれの生活環境もプライベートには大きく影響します。
例えば、夫婦で子供もいて妻は専業主婦、このような生活背景だと、理学療法士・作業療法士の給料では中々自分のことにお金を使うことはできません。
時間もさらに作りにくくなります。
家族関係が良好であれば、このような場合でも幸せかもしれません。
しかし、家族関係があまり良くないのに、お金は必要だからひたすら仕事はしないといけない、このような場合は充実した生活とは言えません。
家族関係が不良であったり、家族で生活するにはお金が全然足りなかったりすると、プライベートは充実させにくくなってしまいます。
理学療法士・作業療法士がプライベートを充実させる方法
どうしたらプライベートを充実させられるの?
転職やお金の使い方を見直すといった方法があるよ。
先にも述べましたが、理学療法士・作業療法士がプライベートを充実させるためには職場環境が非常に重要だと考えられます。
その為、自分の価値観に合った就職先を選択する、転職するといった方法がプライベートを充実させる手段と言えます。
理学療法士・作業療法士の給料に対する不満が強いのであれば、思い切って違う職種へキャリアチェンジすることも選択肢のひとつです。
職場選びや転職には『科学的な適職』『転職2.0』といった書籍がおすすめの為、気になる方は是非参考にしてみてください。
科学的な適職はより満足度の高くなる職場の特徴について知ることができます。
転職2.0はキャリアチェンジ、キャリアアップを考える方におすすめです。
また、中にはいくらお金を使っても生活が充実しない、プライベートの満足度が得られないという方もいるでしょう。
そのような方はお金の使い方を見直してもいいでしょう。
『幸せをお金で買う5つの授業』という書籍では、人が何にお金を使えば幸せを感じられるのかを知ることができます。
自分の価値観を明確にしてお金の使い方を工夫してみるのもよいでしょう。
まとめ
今回は理学療法士・作業療法士のプライベートについて解説してきました。
理学療法士・作業療法士であってもプライベートを充実させることは可能です。
しかし、職場環境が悪かったり、趣味にお金が掛かり過ぎる場合、理学療法士・作業療法士では満足できないこともあります。
自分の価値観に合った職場、職種選びは大切ですね。
また時間づくりやお金の使い方を見直してみるのもよいでしょう。
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