理学療法士・作業療法士を目指している方は、国家試験勉強をいつから始めるべきなのか、悩んでいないでしょうか。
今回は国家試験合格に向けての勉強開始時期、勉強方法について解説していきます。
私自身は、第54回の国家試験を合格しています。
そこでの経験も踏まえて解説していくため、ぜひ参考にしてください。
理学療法士・作業療法士国家試験対策の勉強はいつから始める?
まず、様々なサイトや知恵袋等を調べてみたのですが、『半年前から開始』という意見を多く見かけました。
理学療法士・作業療法士国家試験に向けた勉強は早いに越したことはありません。
しかし、実習や就活等もあり、忙しい関係から半年前から開始という意見が多いようです。
国家試験は2月のため、半年前だと9月くらいが想定の月となります。
確かに、私の学生時代も9月〜11月あたりで勉強を始める方が多かったです。
私自身は10月下旬から本格的に勉強を開始しました。
10月下旬の開始でも特に模試や国試本番での成績が悪いということはなかったです。
むしろ模試は全国でも上位の方でした。
これらから、理学療法士・作業療法士の国家試験勉強は半年前から勉強を始めても合格は狙えることが分かります。
理学療法士・作業療法士国家試験の勉強方法
それでは次に勉強方法について解説していきます。
私自身は今回紹介する勉強法で合格しました。
受験前の模試では8割程度の正答率でした。
私が行った勉強法は以下です。
- クエスチョンバンクを周回
- 過去問5年分
- 模試の復習
ひたすら上記の勉強を繰り返していました。
クエスチョンバンクの周回
特に勉強したのはこのクエスチョンバンクです。
まずはこのクエスチョンバンクの内容を理解して覚えることが先決です。
クエスチョンバンクの内容を隅々まで覚えます。
問題を解くだけでなく、解説までしっかりと覚えます。
クエスチョンバンクの内容だけでは理解しにくいところは大学で使った書籍などで補います。
順番としては、共通問題の方を先に勉強してから、専門科目に手を付けるのがおすすめです。
過去問5年分
クエスチョンバンクの内容をある程度覚えたら過去問を解きます。
過去問で自分の苦手な部分や覚えきれていない部分を把握します。
間違った問題の内容をクエスチョンバンクや教科書を利用して理解を深めましょう。
私は5年分で行いましたが、余裕がある方はもっと遡って勉強しても良いかと思います。
模試の復習
定期的に行われている模試の復習も行います。
ある程度勉強を進めると、過去問の答えは覚えきってしまうため、実践に近い勉強が行えなくなります。
そのため、模試に真剣に取り組みます。
模試で間違った問題や知識が不足していると感じた項目を学びなおします。
選択肢の中で分からない内容や初めて聞いた言葉が有れば調べるようにします。
理学療法士・作業療法士国家試験の肝は暗記です。
ここまでの勉強をひたすら繰り返し、理解するだけでなく、しっかりと暗記をするようにしましょう。
国家試験対策に必要な参考書
合格のためにはたくさんの参考書が必要、と考える方もいるかもしれませんが、正直、お金をかけて沢山の参考書を使う必要はありません。
必要な参考書を絞ってやり込むことで得点は取れます。
理学療法士・作業療法士国家試験に必要な参考書に関して、以下の記事で解説しています。
気になる方は参考にしてください。
理学療法士・作業療法士国家試験におすすめの必須参考書!これで十分
まとめ
今回は理学療法士・作業療法士国家試験の勉強はいつから始める必要があるのか、またどのように勉強をすればいいのか解説しました。
勉強を始めるのは早いに越したことはありませんが、半年程度前から勉強を開始しても合格は目指せます。
しかし、しっかりとやり込む必要はあります。
本日紹介した勉強法も是非参考にしてください。
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