理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の仕事をしていて、転職を考える方は少なくありません。
キャリアアップや給料アップなど、転職の理由は様々あります。
そして、転職を考える上で昇給を重要視している方もいるでしょう。
転職後、どのくらいで昇給するのか、疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の給料は低い傾向にあるため、昇給は重要な項目です。
本記事では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の転職後の昇給について解説していきます。
理学療法士・作業療法士の転職後すぐは昇給はなし?
転職後、すぐに昇給する可能性は低いです。
少なくとも転職してから1年以上経ってから昇給する場合がほとんどでしょう。
自分がこれまで勤めた職場や知人の職場も同様に、1年以上勤めた人が昇給の対象となっていました。
昇給の規定に関しては職場によって異なります。
その為、中には働きぶりを評価して、早期に昇給してくれる職場もあるでしょう。
しかし、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の業界は年功序列の傾向にあるため、あまり多い例ではありません。
転職してから昇給までは1年かかるケースが多い
これは企業の規則によって異なります。
しかし、多くの職場が、先にも述べましたように昇給は転職してから1年以上経った方を対象としています。
そして、昇給のタイミングを年度の初め、4月に設定しているところが多いです。
その為、入職して1年以上経ったてから迎える最初の4月が、転職後初の昇給となる可能性が高いです。
序盤にもお伝えした通り、昇給のタイミングは企業の規則によって異なる為、全てがこれに当てはまる訳ではありません。
中には1年未満でも昇給してくれる職場もあります。
逆に、昇給までにもっと時間の掛かる職場もあるでしょう。
昇給のタイミングの確認方法
それでは、昇給のタイミングや条件は、どうやって確認すればいいのでしょうか。
これは就業規則を見ることでわかります。
就業規則の給与規定の欄に、昇給時期や昇給の条件が書いてあるはずです。
上司に給料のことは聞きにくい方も多いかと思います。
そのような方は就業規則で確認してみましょう。
昇給が少なすぎると感じた時の行動3選
いざ昇給のタイミングを迎えた時、昇給が低すぎて不安になる方もいるでしょう。
歳を取るにつれライフイベントが増え、その分出費も大きくなります。
給料が上がらないと困りますよね。
そのような時は、以下のような行動をとりましょう。
面談で交渉する
まずは、面談の際に、昇給の交渉をしてみましょう。
上手くいけば昇給を狙えます。
しかし、どうしても医療現場は年功序列の傾向が強く、聞き受けてくれない可能性もあります。
役職手当を確認する
将来が不安な方は、役職に就くとどのくらい給料が上がるのかも確認してみましょう。
これも就業規則に記されています。
もし書いてない場合は、仲の良い役職者に聞いてみましょう。
もしも、役職に就くことで、大きな給料アップが見込めるのであれば、現職場での評価を上げることで収入アップに繋がります。
転職を考える
もし、交渉してもうまくいかない、役職についても給料アップの見込みが低い、このような場合は転職を視野に入れてもいいでしょう。
転職をする際は転職エージェントの利用がおすすめです。
無料で求人紹介、面接練習、書類添削をしてくれます。
また、転職先へに対する疑問も、アドバイザーが代わりに聞いてくれるため、聞きにくい給料の情報も得ることができます。
最近は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に特化した転職エージェントもたくさんあります。
その中でもマイナビコメディカルはおすすめです。
転職を急かさず、親身に相談に乗ってくれるため、安心して悩みを打ち明けることができました。
また、もし転職して間もないのに転職をしたい、このような方は職場環境が劣悪でない限り1年は勤めることをお勧めします。
早期離職はのちのキャリアに響きます。
昇給だけがすべてではない
ここまで昇給に関することを述べてきましたが、仕事において大切なのは給料だけではありません。
お金ばかりに捕らわれて失敗する方もいます。
人間関係や通勤時間、働きやすさなど、給料面以外の職場環境も重要視して職場選びをすることをおすすめします。
働きやすいのに、給料が原因で転職して後悔している人はたくさんいます。
まとめ
今回は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の転職後の昇給について解説をしました。
転職後すぐはなかなか昇給しないことが多いです。
1年以上勤めないと昇給しないことが多いため心構えをしておきましょう。
昇給に関する規定は就業規則でわかります。
気になる方は確認をしてみましょう。
また、昇給があまりに少なく不安な方は、面談での交渉や役職を目指すといった方法で昇給を狙えます。
それが難しいならゆくゆくは転職を考えてもいいかもしれませんね。
コメント